イジメ

ここではイジメ被加害の経験を持つ筆者がイジメについて書いています。
はじめに
イジメる理由
エスカレートする理由
イジメ撲滅
イジメられ役
イジメられたら
あとがき
イジメ対処法ベータ版
コンテンツ
はじめに

自らのイジメ体験から得た考え方が必ずしも今日のイジメにも有効なのかはわからな
い。現在進行中のイジメの現場をこの目で見たわけではないからだ。また、筆者は教
育現場の人間でもなければイジメ研究の専門家でもない。さらに、イジメに対する具
体的な対処法はケースバイケースであり絶対的に有効な手段があるのかどうかもわ
からない。しかし同じイジメである以上、今日のイジメと筆者の経験とに共通点はある
はずだと考えている。ひょっとすると何かのヒントぐらいにはなるかもしれないだろう。
イジメる理由

そんなものはない。何にも考えちゃいない。ただ何となく。それ以上でもそれ以下でも
ない。もちろんみんながイジメているから、という集団心理はあるかもしれない。厳密
には皆無とは断言できないかもしれない。しかし、イジメの対象は何だっていいのだ。
自分以外であれば。別にそれがターゲットである必然性などどこにもない。こ難しい理
由など存在しない。
エスカレートする理由

一旦マトにされた特定のターゲットに対するイジメの手段がエスカレートしていくのに
はちゃんと理由がある。リアクションがオモシロイからだ。ツッコミがいのあるボケには
どんどん色んなツッコミ入れたくなるものだ。しかしノーリアクションもよくない。鳴かな
いホトトギスは殺されてしまうかもしれないからだ。
イジメ撲滅

それはムリだ。たぶんムリ。イジメは常に生き残りの手段を模索している。排除しよう
とすればするほど姿形を変え、どんどんタチの悪いモノに変貌していく。言い換えれば
イジメは必要悪なのかもしれない。イジメ撲滅を考えるよりイジメとの共存の道を模索
した方がいいかもしれない。
イジメられ役

オトナの世界には「イジメられ役」「キラわれ役」なる都合のいいコトバが存在する。
グループのコミュニケーションの潤滑油となるべく損な役を買って出て演じていると
いうのだ。人と人が密接な信頼関係を築くのは非常に難しい。よほど周波数の合う者
同士でなければほとんどの対人関係はウワベだけの薄っぺらいものだろう。それが
数10人もの人間が共同生活するとなれば派閥や対立関係が生まれるのは当然の
成り行きといえる。そんな状況で、「イジメられ役」かどうかは別にしても、潤滑油的な
存在がひとりいると非常に救われる。この事と前項で筆者の述べた「イジメは必要悪」
とを切り離して考える事はできない。

人々はカリスマ性のあるリーダーを求めているのかもしれない。彼(彼女)が「イジメら
れ役」を兼任する事は出来ないものだろうか。そしてそれは教師に求められているの
かもしれない。
イジメられたら

前項までで筆者の述べてきた事は現在進行形でイジメの被害に遭っている人達に
とってはなんの解決にもならない能書きに過ぎない。イジメられている人間にとっては
「イジメられ役」になんかなりたくもないし「イジメは必要悪」かどうかなんてどうでもいい
事だ。何でもいいから現在自分が置かれている危機的状況から抜け出したいだけだ
ろう。

冒頭で筆者は「イジメる理由など存在しない」と述べた。恐らくあなたがターゲットにさ
れた理由などない。ほんの些細なキッカケか、つまらない気紛れやその場の空気が
たまたまそうさせただけだろう。一旦この状況に陥ってしまったら、あなたに人の心理
を巧みに操れる対人関係の高度な技術がない限り簡単に抜け出す事は出来ない。

しかし悲観的になってはいけない。あなたが諦めなければ必ず解決するからだ。逆に
あなたが諦めてしまえば絶対に解決しないだろう。自分のチカラで道を切り開く事が
大切だ。もちろんあなたひとりのチカラで解決できるかどうかはわからない。解決する
のはあなた自身だが、解決方法を導き出すには色々な人の意見を参考にする事も
大切だ。具体的な対処法はケースバイケースなのでここでは言及できないが、勇気を
持って乗り越えていってほしい。
あとがき

なんとも歯切れの悪い締め方だ。肝心の「イジメられたら」どうすればいいのかの答え
がどこにもない。もちろんケースバイケースだからという理由もある。だからといって、
すべてのケースにメールや掲示板で回答できる程の能力が筆者にあるわけでもなく
専門家でもない。このページの内容の充実は今後の筆者の課題として今回はこれで
締めておく。
イジメ対処法ベータ版

まず最初に、これは一部のケースにしか当てはまらない事をお断りしておく。

イジメに理由などないと書いた。エスカレートする理由はあるとも書いた。ではエスカ
レートさせない方法はあるのか。もちろんある。しかしある程度の犠牲は覚悟する事
だ。たとえばある種のプライドは捨てなければならない。また自分自身も変わらなけれ
ばならない。つまりこれはイジメられる側にもそれなりの原因がある、という考えに基
づいている。心当たりのない方はこれ以降読みすすめてもムダである。イジメられる
側に原因を認める事とイジメに理由が無いとする事は矛盾しているがここではその矛
盾について掘り下げて考える事はしない。

はじまってしまったイジメをエスカレートさせないためにはイジメられる側の原因を排
除する必要がある。原因は色々考えられるがそれらは「イジメられやすい性格」という
事ができる。別の見方をすれば「目立つ存在」なのかもしれない。出る杭は打たれる
という事か。ここでは「正義を貫く」事と「イジメをなくす」事は別の次元であると考える。
両者の成立は理想ではあるがオトナの世界でも難しいだろう。ここではイジメをやめさ
せる事を最優先事項として考える。根本的・本質的な解決にはならないかもしれない
が「自分さえイジメられなければそれでいい」という緊急手段としては有効であると考
える。

イジメは対人関係の未熟さが原因と考える。これはイジメる側イジメられる側双方に
当てはまる。相手が精神的に成熟したオトナならイジメたりはしない。相手も未熟なの
だという認識を持つ事が必要だ。逆に考えれば自分の方が相手よりも精神的に成熟
していればイジメは成立しないといえる。しかしウワベだけでオトナぶってみても通用
しない。コドモはオトナに反発するものだ。その反発を吸収できてこそ真のオトナとい
える。理屈ではそうなるが果たしてそんな事が可能なのだろうか。教師すらイジメの対
象となり解決できないでいる現実を考えると正攻法ではかなり困難な問題なのかもし
れない。

イジメは多くの場合集団対個人あるいは少数の対象である。集団の多くは強い側に
ついているだけと考えられる。単純に考えればその連中を味方につければ体勢は逆
転する。しかしそれには自らリーダーシップをとれるだけのチカラを要求される。もし
そのチカラを発揮できるならばイジメの対象は現在イジメている側に向けられるかも
しれない。一番要領がいいのは状況次第でどちら側にもなれる連中といえる。

集団に参加している連中は集団に参加している間は強いが個人にマトを絞られると
本来の個人のキャラクターが浮き彫りになる。個人で漠然とした集団に立ち向かった
所で何も解決しないだろう。しかしひとりづつ切り崩していけば突破口は見出せるかも
しれない。誰でもいいが出来れば集団の要と思われる複数のうちのひとりにマトを絞
りぶつかってみる事だ。方法はケースバイケースだ。強気に立ち向かってもいいし情
に訴えてもいい。大事なのは個人個人との対人関係を密に持つ事だ。一対一の局面
になった時に対等の立場を維持する事が出来れば解決は近いのではないだろうか。
もちろん途中でやめてはいけない。集団の顔と個人の顔の違う相手にはとことん誠意
をぶつけるべきだろう。そうすれば自ずと集団の正体が見えてくるのではないだろう
か。

ベータ版ゆえに全体をまとめてない。今後の加筆修正でカタチがまとまれば本編に組
み込もうと考えている。
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